鼻呼吸
〜初めに〜
口呼吸になっていませんか?
口呼吸はさまざまな病気の原因となります。
1.虫歯や歯周病になりやすくなる
2.口臭が強くなる
3.風邪を引きやすくなる
4.顔貌が悪くなる
5.酸素の取り込み量が減少する
コロナ対策でのマスクは、口呼吸を助長してしまうため注意が必要です。
〜口呼吸〜
以下の内容が1つでも当てはまる方は口呼吸かもしれません。
○口呼吸チェックリスト
1.いつも口が開いている
2.口を閉じると顎に梅干し状の膨らみとシワが出来る
3.下唇が腫れぼったいし突き出ている
4.左右の目の大きさが違う
5.目が腫れぼったく浮腫んでいる感じ
6.食べる時にクチャクチャ音を立てる
7.朝起きた時に喉がヒリヒリする
8.朝起きた時に口の中が乾いている
9.口の中がよく乾く
10.いびきや歯ぎしりをする
11.口臭が強い
12.激しいスポーツをしている
13.前歯が出っ歯気味
14.舌に歯型がついている
15.鼻血が良く出る
〜鼻呼吸〜
【鼻呼吸を手に入れたい方へ】
あいうべ体操とは、口呼吸を鼻呼吸に改善していく簡単な口の体操です。いつでもどこでも誰でもできる「あいうべ体操」は食後に10回、一日30回を目安に地道に続けると、舌力がついて自然を口を閉じることができるようになります。口呼吸の改善は、あらゆる病気の原因治療につながります。あいうべ体操をしっかり継続している人は、自然に鼻で呼吸ができるようになり、アレルギー性疾患等の症状が改善していくことがあります。
あいうべ体操のやり方は、次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。
(1)「あー」と口を大きく開く
(2)「いー」と口を大きく横に広げる
(3)「うー」と口を強く前に突き出す
(4)「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
(1)~(4)を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けます
執筆・監修
みらいクリニック院長
内科医 今井一彰
〜終わりに〜
口呼吸を治すには時間がかかります。毎日意識することが一番の近道です。
あいうべ体操以外にも、舌を硬口蓋(上顎)に位置させることで口呼吸を防ぐことができます。
寝る際には、サージカルテープを口に貼るのも良いでしょう。
※100円ショップの物は肌が荒れてしまうことがあります。
気になる方は、ぜひ【姿整導】までご相談ください。